電着ダイヤモンド研磨ベルトとレジンダイヤモンド研磨ベルトの違いは何ですか?
シンガポールのお得意様は、タングステンカーバイド研削用電着ダイヤモンドベルトがほしいとおっしゃいました。でも、当社はお客様の表面粗さの要望に応じて、レジンダイヤモンドベルトをおすすめしました。研磨後の表面仕上げは、レジンダイヤモンドサンディングベルトが電着ダイヤモンドサンディングベルトより光沢があるためのです。
電着ダイヤモンド研磨ベルトとレジンダイヤモンド研磨ベルトの違いは何ですか?
1.ボンドに関しては、レジンダイヤモンド研磨ベルトのボンドは主にフェノール樹脂と少量の金属粉末の混合で、電着ダイヤモンド研磨ベルトのボンドは、金属基材の表面にニッケルダイヤモンド合金を堆積させ、電気めっきによってダイヤモンド研磨剤を固定します。
2.加工効率の面では、電着ダイヤモンド研磨ベルトはより高級な研磨材を使い、また、研磨材の加工層が1つしかないため、放熱等の面でメリットがあるため、電着ダイヤモンド研磨ベルトは加工効率がより高いです。
3.耐用年数の面では、電着ダイヤモンド研磨ベルトは研磨材が 1 層しかないため、その耐用年数はレジンダイヤモンド研磨ベルトの耐用年数よりも劣ります。
電着ダイヤモンド研磨ベルトの長所と短所は何ですか?
1.利点
(1) 操作がやすいです。
(2) 単層構造により、高い作業速度が可能。
(3) ダイヤモンドは単層ですが、寿命が十分です。
( 4 ) 電気めっきプロセスは簡単で、投資は少なく、生産は便利です。
2.短所
(1) コーティング金属、基板、研磨剤の間には強い化学冶金結合はなく、実に、研磨剤は機械的にコーティング金属に埋め込まれているだけで、操作力は小さく、ダイヤモンド粒子は負荷が大きく、効率的な研削中に脱落しやすく、続いて、プロセス全体的な失敗につながります。
(2) 操作力を大きくするためには、コーティング層を厚くする必要があります。 その結果、砥粒の露出高さが低下し、研磨ベルトが目詰まりしやすくなり、放熱効果が悪くなり、ワーク表面が焼けやすくなります。