平面研削
平面研削は、平面研削盤で平面や溝等を研削するために使用され、研削方式の一種です。 ワークピースを求めの平面度に達成させるために、研削ホイールで回転しながら研削します。
作業台の形状により、長方形作業台と円形作業台の2種類に分けられ、それぞれ、円テーブル形平面研削盤、角テーブル形平面研削盤と呼ばれています。
角テーブル形平面研削盤の主なパラメータはテーブルの幅と長さであり、円テーブル形平面研削盤の主なパラメータはテーブルの直径です。
シャフトの種類によって、横軸グラインダーと立軸グラインダーに分けることができます。
平面研削盤には次のものがあります
-横軸角テーブル型 (水平スピンドル角テーブル型)
-立軸角テーブル型 (垂直スピンドル角テーブル型)
-横軸円テーブル型 (水平スピンドル円テーブル型)
-立軸円テーブル型 (垂直スピンドル円テーブル型)
平面研削は、砥石の作用面によって、周辺研削、端面研削、外周端面研削の3つの方法に分けられます。
(1) 周辺研削:
外周研削とも呼ばれ、砥石の円周面でワークを研削します。 水平軸の平面研削盤がこれにあたります。
(2) 端面研削:
砥石の端面でワークを研削します。 垂直軸の平面研削盤がこれにあたります。
(3) 外周端面研削:
砥石の円周面と端面を同時に使用して研削します。 段差面を研削する場合、段差が深くない場合は、横軸角テーブル平面研削盤でワークの外周と端面を共に研削することができます。
平面研削ホイールの選び方は?
– 円周研削の場合、ビトリファイドボンド平行研削ホイールにするのが一般的で、グリットは F36 ~ F60、硬度は H ~ L です。
– 端面研削する場合、接触面積が大きく、切りくずの排出が困難で、発熱しやすいため、円筒研削ホイールまたはインサート研削ホイールは殆どレジンボンドを使用し、グリットは F20〜F36、硬度はJ〜Lです。
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超硬コーティング溝の研削に使用されます
14A3両側砥層ダイヤモンドホイール
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タングステンカーバイドコーティングを研いだり、スペードドリル等ツールを研ぎ直したりするために使います。
平面研削レジンボンドダイヤモンドホイール
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鋼、鋳鉄、銅、超硬合金、PCD / PCBNインサート、硬質合金、セラミック、単結晶シリコン及びその他のワーク表面の研削加工に適しています。
ビトリファイドダイヤモンド・CBN両頭平面研削ディスク
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このダイヤモンド端面研削ホイールは、主に丸のすくい面と裏側の直線往復運動研削に使用されています。
丸鋸刃用ダイヤモンド端面研削ホイール